子供の頃の記憶ですので、はっきりとは覚えていないのですが・・・
尾張地方では、上棟祭、棟上げ祭の時に、農作業で昔よく背負って、採った作物や果物なんかを入れるのに使っていた籠、
こんな風な籠ですね。昔はそれを背負ってよく栗拾いに行ってました。これを見ると、いかにも南方系です。東南アジアの人がよく背負ってますね
竹製 背負い籠 丸大 楕円 直径28-32cm×高さ45cm 収穫かご 竹籠 |
(↑これとか↓これとか、図の代わりに使えて便利ですね)
私が見たのはこんな形↓で、籠目が籠目の籠に、榊に幣を付けたものを付けて、それが梁の上に置いてありました。
昔から使われる素朴な万能竹かご四つ目かご(大) |
祖母の説明なのであてにならないのですが、「籠はたくさん目があるから、たくさんの目で悪いものが来ないように見張る」ためだと言ってました。もしかしたら中に、鎌も入っていたかどうか、ちょっと覚えてません。
こんな風に籠を置いていました。 上棟祭の籠 リンク先は上棟祭の籠の写真です
うちの近所は、もっと古風に本当に籠に榊に幣をつけたものが入ってました。もしかしたら、籠の中にはもっと何か入っていたかもしれません。
籠目の籠 こんな模様の籠目でした。
WrappingItems Bamboo 竹かご 08-33 (バンブー製/バンブーバスケット… |
上棟祭の籠の写真を見ていて、籠の中に入っているものを見て気がついてしまいました。
籠の中に入っている朱塗りの矢は男性の象徴ですね。
そして、籠に付いている、お多福と籠・入れ物は女性の象徴ですね。
そして、棟上げ籠で使われている扇も女性の象徴です。
理由は詳しくはこちらをご覧下さい。
【送料無料】 扇 性と古代信仰 / 吉野裕子 【単行本】
神武と饒速日が見せ合った弓箭
神武と饒速日が見せ合ったやなく゛い (胡簶・胡籙)弓箭
あれも陰陽和合の象徴です。
自分達は正統な神の子孫だと主張するのにやなぐいを見せ合います。実はシヴァリンガと同じ象徴を見せ合って、自分達は神だと主張しているのです。矢と籠(容れ物)は男性と女性の象徴です。
「陋巷に在り」(酒見賢一著) こちらを読むとよく理解できます。
表紙絵を見ていただくと、このブログの読者さんは理解できると思います。
お茶屋さんの遊びで、扇子を籠に投げ入れる遊びがありますが、あれも閉じた扇子が丹塗りの矢と同じ意味なのです。実は艶めいた遊びなんです。弓矢もやなぐいも「神=陰陽和合」の象徴なのです。男女和合して神なのです。
これは籠神社の絵馬です。上の籠目の籠と同じ籠船に乗ってます。
饒速日と市杵嶋姫が籠船に載っています。これも男女ペアです。
籠目の中には、太陽と月、籠の中には男女、陰陽相反するものが合わさると太極・神になり、ゼロ磁場を作るのです。
神を降臨させているという見立てで、見立てでゼロ磁場を作っているとも言えます。
(ゼロ磁場についてはこちらに簡単に説明しましたのでご覧下さい。ゼロ磁場を簡単に作るには電磁波カットの電気カーペット)
<籠船 ご参考 是非リンク先のお写真ご覧下さい。>
お正月の卯杖はアメノウズメの日陰葛 より
リンク先の写真はインドのハンピ村だそうです。
籠の船です。東南アジアで籠船が使われているということは、饒速日か市杵嶋姫のどちらかが、南方系の人のようです。このはな咲くや姫も南方系ではないでしょうか?
http://worldcanvas.blog36.fc2.com/blog-entry-60.html
こちらはベトナム。やはり南方系の匂いがします。
ベトナム 籠船 竹船 Việt Nam tàu giỏ tàu tre
https://www.youtube.com/watch?v=j8-TCccpZyM
まだ続きます。
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