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古代史ネットkodaisi.net は橘氏について調べたのがきっかけでした。倭奴(いの)国初代天照大神の天石門別八倉姫や天石門別手力男命と各地の天の岩戸なども調べています。
「倭国」は「いのくに」阿波徳島か?倭奴国王は「いの」国王

伊勢神宮内宮の西殿には撞賢木厳御魂天疎日向津比賣と東殿には天手力男命こと向匱男聞襲大歴五御魂速狭騰尊が祀られています。
倭国「いのくに」徳島と国栖=胡人の王・向匱男聞襲大歴五御魂速狭騰尊
「倭国」は「いのくに」阿波徳島か?倭奴国王は「いの」国王

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2025年3月27日木曜日

シリウスと梅のコノハナサクヤ姫 秩父の今宮神社 龍神祭と水分祭

秩父の今宮神社の龍神祭と水分祭行ってきました
西武池袋駅発 7:30   西武秩父駅 8:59着 ので

龍神池は秩父最古の泉だそうです。武甲山の伏流水が湧いているのだそうです。

ご神事でしたので写真は撮りませんでした。
別ブログからご紹介です。

龍神祭

まずは龍神祭をご神木の前で行います。
八大竜王神の御神徳に感謝するお祭りだそうです。
お祓い、献鐉、祝詞相乗、般若心経、奉納舞、玉串拝礼 などなど
役行者さんが開かれたところなので、やはり般若心経なんだなあと、神仏習合なので、天河と似てるなあと思いながら般若心経を称えてました。山伏さんも飛び入り参加だそうです。
 
ご神事でしたので写真は撮りませんでした。ので境内の写真の写真です。
小学生の女の子が舞を奉納し、歌手の方も奉納演奏をされました。
 
 
龍神祭の後はなおらいで、お弁当と心づくしのお惣菜、お神酒などをいただきました。
御来賓あいさつなどや歌手の方と山吹さんの掛け合い演奏会など楽しく過ごしました。
直会のあと、ベンチで地元の方とおしゃべりしていて、市長さん??が鹿ネットを400m貼ってどうのといらっしゃって、鹿打ちからジビエの話になって、ジビエを秩父駅とかで食べられるようになったら食べに来ますから、早くジビエ出してくださいというようなことをおしゃべりしてました。
ジビエが秩父で食べられるようになったら、食べに来ます。楽しみにしてます。
 
龍神祭の後に水分祭が行われます。
秩父神社から楽隊も連れて、賑やかな行列が到着します。

水分神事

いただいた案内より
「「水乞い」に来られた秩父神社様に、今宮神社から龍神池の御神水(武甲山伏流水)」を授与する神事です。」
厳かに

水幣が秩父神社の方に渡されます。
 
授与された水幣とともに、また賑やかに秩父神社に行列が戻っていきます。
 
 
四月四日は何の日だろうと天河弁財天社でいただく暦を見てみると「清明 午後十一時十七分(旧三月節入) 草木の芽発芽して何の木何の草と明らかに知りえる故に清明という」とあって、
それで田の稲の実りをもたらす元の水幣を、今宮神社から秩父神社に授与するのだろうと思いました。
http://tukiyononeko.net/imamiya-mikumari より

秩父神社まで水幣の行列の後に付いていってお田植え祭を途中まで見てました。
龍神祭の参列者には五色龍神幣や武甲山の伏流水が龍神水として授与されました。水分神事ではお玉串にした榊もいただきました。

水分神事で水幣として分けられた武甲山の伏流水の御神徳(八大竜王)の象徴の水幣が、水幣を秩父神社の鳥居のところの藁の龍神に水幣を刺した途端に、御神田に見立てた注連縄の内側に水が満たされたことになる、と見立ててます。
 

水分祭は旧暦二月三日ころ立春の新年のスタートの日に行われていた

秩父神社でいただいた説明書きには、むかしは旧暦の二月三日に行われていたそうです。
二月四日に奈良の二月堂のお水取りですので、立春のお水とりの行事がこのあたりに行われていたようです。
旧暦の2月4日頃は立春で、新年のスタートの日です。
水分祭の二月三日ころは立春で、冬至と春分の中間
水分祭の水幣は、この後、秩父神社の鳥居の龍神に見立てた藁の龍の頭のところに刺されます。
そうすると、参道の注連縄を貼った、水田に見立てた場所に水が満たされたということになるそうです。
 

シリウスとコノハナサクヤ姫と梅の花

九州などでは立春ころに梅が咲き始めるそうです。
春分に真東から昇るシリウスを例えるとしたら、立春の頃に咲く梅の花でなくてはならないようです。
立春に咲く花は他に何があるでしょうか?
福寿草、オオイヌノフグリ、沈丁花、柊南天など
藪椿は冬という感じがしますし、春に先駆けて咲く花といえば、やはり梅が相応しい気がします。
ここでは詳しく述べませんが、小屋に籠り、火の中で出産するコノハナサクヤ姫は梅の姫でなくてはならないようです。
 
これを調べて、どうして梅の花で「牛神」を追うのか理解できました。
幣立神宮 霜宮の火焚き神事 | https://tejikarao.kodaisi.net/heitate-simonomiya 参照
火焚き神事は役犬原という場所で隕石(七乙女 or 犬星シリウスの象徴)を温める(焼く)
=犬を焼く=犬星シリウスの光(火)を増すこと??なのかもと推理しました。
中東では「太陽の犬星」とよばれたそうです。
おおいぬ座のシリウスの意味=「焼き焦がすもの」
夏至正月にナイルの増水をもたらすのはシリウスと考えられていました。(エジプトではシリウスが昇る夏至の頃、シリウスが昇る日を新年の元旦(夏至正月)と考えていました。ヘリオティカルライジング)
 
日本では昴は「雨降り星」ともいわれます。
シリウスもまた雨の神、雨の星、猟師の星とも言われます。
なので春分の象徴のシリウスを梅に例えるのは、立春を象徴する花として、梅で冬を象徴する牛座(牛神)を追うので、やはり梅だと考えられます。
エジプトでも日本でも新年・立春を象徴するもの=シリウス
梅もまた立春を象徴する花
梅も立春を象徴する花ということから、冬の牛神を追うのに梅の枝を使ったのでしょう
 
エジプトではナイル川の洪水が起こることで、肥沃な大地となります。
今宮神社の水分祭でも、空に豊かな実りをもたらす水の種を秩父神社に授けることで、お田植え祭の水田に水が満たされる設定です。
 
水平線に隠れている雨の星シリウス(=昴とされる)=武甲山の伏流水 と対応します。
田んぼに実りをもたらす水幣(種水)を北辰を祀る秩父神社に渡す=北斗七星(天の柄杓)に水を入れる
秩父神社の藁の龍は北辰の天の柄杓のようです。そこに種水(水幣)を入れる。
そうすることで、新年となり、春には天の柄杓から恵の水が降ってくる。
そんな行事ではないかと思いました。
 
今宮神社も立春の元旦に、シリウスが昇ることが、北辰の柄杓に水種を渡すことと見立てられたのではないでしょうか?
旧暦では立春が新年の元旦であり、その前は元旦は年に二回、春分・秋分の日ですから、春分・秋分の日はシリウスの聖方位は真東で、立春が元旦ですと真東からは、ややずれるのではないでしょうか
今宮神社も昔は、新年の元旦に、シリウスが昇ることが、北辰の柄杓に水種を渡すことと見立てられたのではないでしょうか?
星のお祭りとしては、武甲山の伏流水は、阿蘇の霜宮の昴(七乙女)と同じく、海中の昴(水平線の上にまだ出ていない)は空に出ていないシリウスと同じと見立てられています。
シリウスが昇ったと言うことは新年であり、湧き出た伏流水であり、水(豊穣の元)をもたらす星シリウスから、北辰に水種が渡されたということになります。
春の前の昴は地中(伏流水)にいて(海中のシリウス)、春分を過ぎると燃えてシリウスとなって東の空に昇ります。
霜宮は隕石(昴七乙女)を焼くことでシリウスを燃やし、エジプトではシリウスが昇るのは夏で新年の夏至元旦で、https://tejikarao.kodaisi.net/heitate-simonomiya(詳しくはこちらに)
シリウスが昇る新年の元旦は、シリウスがナイル川の洪水をもたらし、豊穣をもたらす水の象徴と考えられていたのではないでしょうか
日本では、旧暦では立春が新年の元旦であり、その前の古代は元旦は年に二回、春分・秋分の日ですから、春分・秋分の日はシリウスの聖方位は真東となり、立春が元旦ですと真東からは、ややずれるのではないでしょうか
 
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