今年の夏至 summer solstice は 6月21日 水曜日 13:24
夏至 2017 (北半球) 13:24
(夏至点を太陽が通過する時刻が 13:24 ということ)
6月21日の東京の
日の出は 4:25:39
日の入りが 19:00:23 だそうです。
夏至の日の入りのレイライン上の寒川神社から宮山神社のラインは、大山に続いています。宮山神社と寒川神社と夏至のレイライン 参照
比々多神社(伊勢原市 相模三宮) 豊斟渟尊(豊雲野神)と夏至の日没レイライン
大山の近くの比々多神社によると、
比々多神社は、大山をご神体として豊斟渟尊(トヨクムヌノミコト)を日本国霊(にほんこくれい)として祀(まつ)ったそうです。 (比々多神社のサイト参照 https://hibita.jp/hibita/ )
比々多神社への行き方
比々多神社への行き方は、小田急小田原線の伊勢原駅北口からバスが出ています。
東京・横浜方面からは相鉄海老名駅で、小田急小田原線に乗り換え、伊勢原駅まで
神社へ一番近いバス停が、北口1番線(関台経由栗原行)乗車、バス停「比々多神社」下車
伊勢原駅北口一番線から(関台経由栗原行)「比々多神社」へのバス
午後は 15:07から19:07 まで一時間間隔(2017年六月現在)
比々多神社元宮
比々多神社元宮があるので、元宮にもお参りするといいでしょう。
戦火で焼けたため現在の場所に社殿を立て直したそうです。
日本国霊である豊斟渟尊(トヨクムヌノミコト)
「比々多神社は、大山をご神体として豊斟渟尊(トヨクムヌノミコト)を日本国霊(にほんこくれい)として祀(まつ)った」
ということは大山の神様は豊斟渟尊(豊雲野神 とよくもののかみ)で、比々多神社の相殿神(あいどのしん)が
大酒解神(大山祇神)オオサカトケノカミ
ですので、大山祇神と豊斟渟尊は別の神のようです。
もしかしたら、豊斟渟尊(豊雲野神 )=大山祇神 かもしれません
日本国霊が豊斟渟尊
日本国総鎮守といえば、愛媛県今治市大三島町宮浦の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)です。
大山の大山阿夫利神社のご祭神は
大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)、
高龗神・高おかみ神(たかおかみのかみ)、
大雷神(おおいかずちのかみ)
四国の三島の大山祇神社は
上津社は上津姫、雷神
下津社は下津姫、高籠神
阿奈波神社(あなばじんじゃ)磐長姫命(いわながひめのみこと) 大山積神の娘、木花咲耶姫命の姉、とある。
日本国霊の豊斟渟尊は大雷神か?
吉野では丹生都姫は高龗神・タカオカミとして祀られている
丹生都姫は手力男の娘の羽羽神であり、吉野大国栖御魂神です。丹生都姫も山(鉱物資源)と水と雷の神です。
手力男の娘の丹生都姫(羽羽神)は吉野大国栖御魂神であり、
丹生都姫のまたの名
気吹戸神・気吹雷響雷神・水吹出神・気吹雷神・気戸水神・鳴水雷神
から丹生都姫が水・雷・風神であることがみてとれます。丹生都姫,天津羽羽神 気吹戸主,吉野国栖の祖,天津八重事代主后神,手力男の子,豊受荒魂? 参照
九州の糸島の雷山(いかずちやま)の雷神社では雨乞い祈祷が行われているそうです。
雷神社の上宮のご祭神は、瓊々杵尊(中殿)、天神七代(左殿)、地神五代(右殿)となっているけど、左右殿のご祭神からして、元々はニニギ命ではないのではないかしら?
雷山に雲がかかると雨になるのは大山と同じです。
日本国霊の豊斟渟尊なら、ピッタリだと思うのですが・・・
大山阿夫利神社でも雨乞い祈祷が行われています。
大山阿夫利神社は大山に常に雲や霧が山上に生じ、雨を降らすことから起こったと云われています。
大山は「国を護る山・神の山」といわれています。
大山も護国ということなら、雷山の日本国霊の豊斟渟尊に護国の祈願をしたのではないでしょうか?
九州では豊斟渟尊を表に出すとまずいことでもあるのでしょうか?
豊かな雲からは雨も降るし、雷も落ちます。
雲から雨も生まれ雷も生まれます。
雲は雨と雷の母です
雨が降る、あふり、阿夫利神社なので、もしかしたら豊雲野大神は大雷神かもしれないと思いました。
丹生都姫・コノハナサクヤ姫などが祀られていることから、大山阿夫利神社も比々田神社も、国栖・隼人系の神社のようです。
豊斟渟尊(豊雲野神)と夏至レイライン
大山は夏至のレイライン上にある。・・・縄文時代の太陽女神は豊斟渟尊だったのかなあ、それとも夏至の太陽に対する水の女神ということだったのかも、と。雲といえば、雨ですので
他に
比々多神社のご祭神は
天明玉命 アメノアカルタマノミコト
稚日女尊 ワカヒルメノミコト
日本武尊 ヤマトタケルノミコト
相殿神(あいどのしん)が
大酒解神 (大山祇神)オオサカトケノカミ
小酒解神 (木花咲耶姫)コサカトケノカミ
ご祭神からすると、これは自分の御先祖さん系統だから、行ってみたいと思いました。
稚日女尊は丹生都姫命のことで、手力男と初代天照大神の娘で、国栖の祖とされる人です。
天明玉命はまたの名を
天羽明玉命(あめのはあかるたまのみこと)
天豊玉命(あめのとよたまのみこと)
玉祖命・玉屋命(たまのやのみこと)
天櫛明玉命(あめのくしあかるたまのみこと)
羽明玉(はあかるたま)
平田篤胤の「神代系図」では高皇産霊尊と神産巣日神の子(手力男命・手力雄命 天照大神の夫 天手力男の系図とまたの名参照)となっています。手力男の伯父の一人ということになってます。系図は前後しているかもしれません。
手力男の子孫の縣犬飼三千代や檀林皇后が祀った京都の梅宮神社のご祭神も
大酒解神 (大山祇神)オオサカトケノカミ と
小酒解神 (木花咲耶姫)コサカトケノカミ
ですので、大山も比々多神社も国栖や隼人の系統だとわかります。
三輪山レイラインも手力男の一族の三輪の大物主の一族が深く関わっています。
手力男・大物主の一族はレイラインと密接な関係のある一族です。
吉野の国栖地方一円の総鎮守の大蔵神社(大蔵神社 吉野郡吉野町大字南国栖小字深山 社殿彩色が優美)のご祭神も
正殿 鹿葦津比売命(木花咲耶姫のまたの名)
左殿 大倉姫命(またの名を下照比売命(シモテルヒメノミコト))
右殿 石穂押分命(いわほおしわくのみこと・岩押分命・イワオシワク命=手力男)
四国の初代天照大神が八倉姫で、恐らくは八倉姫=大倉姫で
手力男は初代天照大神の夫です。
その手力男・大物主の一族は三輪でも太陽の道・レイラインの測定をしていた一族でもあります。
なので関東でもこの一族のご祭神がレイライン上に祀られていると言うことは、この一族が関東でもレイラインを測定し、太陽祭祀をしていたということなのでしょう。
大山・大山阿夫利神社から宮山神社・寒川神社のライン上には海を越えて千葉の大山祇神社群が多数存在します。